日本人の特徴として、働き盛りともいえる40代のときに食生活の乱れや生活習慣の乱れの影響がでて、様々な病気になる人が増えます。20代から30代にかけて日常生活での行いが乱れていた人の場合には、40代になってから特に注意が必要になります。今までに何の病気の症状がなかった人であっても、突然に発作が起きて命に関わる病気になってしまうリスクが高まる世代と言えます。本格的に高血糖を原因とした糖尿病やがんなどのリスクを軽減させるために、人間ドックの受診を行って未然に病気を予防しておくことが大切になります。
40代がなりやすい病気として、肝臓がんや肝炎、胆石などがあって、症状が出ていないときであっても定期的に人間ドックを受診しておいて検査しておくことで、病気の早期発見につなげることができます。腹部を中心に検査を行うときには、人間ドックのオプションとして超音波検査を受けることで詳細な検査が行えます。日本人がなりやすい病気としてがんが挙げられますが、その中でも死因として高い順位となっているものに大腸がんや胃がんがあります。大腸がんの検査については便潜血検査が高い精度でがんの発見に役立ちますし、胃がんの検査でも超音波検査や胃バリウムなどの検査を受けることになります。
人間ドックは一般的な病気の治療とは異なるもので自由診療として受診するものとなりますので、費用についてあらかじめ把握しておくことも大切と言えます。腹部などに行う超音波検査は費用の相場は5万円から6万円ほどとなっていて、X線検査や便潜血検査などの費用の相場は1万5千円ほどかかることになります。