胃の病気としては胃炎や胃潰瘍などの種類があって、悪化した状態に陥るまでは症状が現れにくい特徴があります。飲みすぎや食べ過ぎのせいだと感じていたものであっても、知らない間に病気を引き起こしていたということはよくあるケースです。日本人では胃がんが、がんを発症している患者の中で最も多いものとなっていて国民病と言うことができます。男性では9人に1人、女性では18人に1人の割合で胃がんを発症しており、年間として考えると10万人以上の人が1年間で胃がんの診断を受けています。
胃がんと言っても発見の段階によって生存率が異なるものとなっていて、早期発見ができればおよそ98%の人が5年以上の生存率で、末期だと6%ほどまで低下します。胃がんをはじめとして、様々ながんについては早期発見を行って早期治療することが最も良い対処法となります。自覚症状がない病気の場合には、人間ドックの検査を定期的に受けることで早期発見することが大切になります。胃がん検診については、厚生労働省によって40代から受診することが推奨されています。
胃がん検診は人間ドックのオプション検査として選択することが可能で、具体的な検査としては内視鏡検査、胃X線検査、ペプシノゲン検査、ヘリコバクターピロリ抗体検査などの種類があります。検査を行う項目数が多くて面倒だと感じる人もいると考えられますが、健康体を維持するためにはこれらの人間ドックの検査を受けることが、病気を未然に防ぐためにとても有効な手段となります。渋谷の内科のことならこちら